水と薬の都道府県である富山県での、リースバックに対応しております。 名水地が全国で最も多いのが富山県です。 宝達丘陵(ほうだつきゅうりょう)、両白山地(りょうはくさんち)、飛騨山脈(ひださんみゃく)の3山脈に囲まれており、各山々に積もった雪解け水が、流れ込むことで、豊富な水資源となっています。 中でも飛騨山脈の一部である立山連峰(たてやまれんぽう)の立山本峰は、標高3,000mを超えており、夏でも冬に積もった雪が残っているほど、1年を通して水資源が豊富にあります。 また、県有数の観光名所となっている『黒部ダム』の存在も県の水を支える要因の1つです。 黒部ダムの貯水量は約2億トンとされており、人が1日に必要とする水の量が、2.5ℓであり、日数にして計算すると約8千万日過ごせる量になります。 これを人工にあてはめてみると、平均寿命を80歳と仮定したとき約40万人分の生活水が溜めこまれている計算になります。 そんな黒部ダムが観光名所となっているのは、毎秒約10トンという膨大な放水を見ることができることとダム完成までの歴史にあります。 黒部ダムは今でこそ、車で行くことができるようになっていますが、ダム開発当時は道が開拓されておらず、資材を運び込むだけでも危険な山岳地であったことから様々なトラブルの中、建設が進められたとされています。 建設に関わった人は、約1,000万人にのぼり、7年の長い歳月を経て築き上げられました。 黒部ダムができたおかげで、県内だけでなく、他府県にも電力供給が行えたことで、当時の日本の電力を支える大きな先駆けとなっています。 現在各地の電力が賄えているのは、黒部ダムの建設があったからこそと言っても過言ではなく、まさに長い年月と多くの人の努力と苦労の賜物です。 このような苦労の背景も踏まえ黒部ダムは観光名所となっています。 また、富山の歴史としてもう1つ欠かせないものが、薬です。 一般的に薬は、薬局で購入し服用するか病院から処方される薬になりますが、富山のくすりは、少し違っており、先に複数の薬が入った薬箱を預けておき、再度訪問した際に使用した分の代金をもらうという先用後利(せんようこうり)という仕組みを取っています。 現在のように医療が普及していなかった時代では、用途に合わせた薬を準備しておくことが難しかったため、この先用後利という仕組みが時代に合っていたのです。 この仕組みの先駆けになったのが、江戸時代であり、富山藩の藩主である前田正甫が、江戸城で腹痛に苦しんでいた三春藩主の秋田輝季に、反魂丹(はんごんたん)を渡したところ腹痛が治ったことが始まりです。 反魂丹の効能は、諸国の大名の間で知れ渡り、各国で販売を求めるようになり富山の薬は一躍有名になりました。 リースバックの詳しいご相談は、リースバックに特化した不動産業者『株式会社恒和』にお任せください。 【対応エリア】 富山市、高岡市、魚津市、氷見市、滑川市、黒部市、砺波市、小矢部市、南砺市、射水市、舟橋村、上市町、立山町、入善町、朝日町